デジタル放送がキャプチャできるという売り文句のカノープスの新型キャプチャカードだが、デジタル放送をD1でキャプチャ出来てもあまりうれしくはない。しかもコピーワンス番組などは暗号化されるという。編集できないならPCにキャプチャする意義というものが90%くらい無くなるといっても過言ではないと考える。
ただアナログキャプチャとしては成熟の領域に入っていると思われるので興味がある。MTVX2004ではカノープスとは思えないほどの出来の悪さだったが、HFが安定してキャプチャできるなら１枚買ってもいいかなと考えている。ボードの全長が短くてMTV2000だとぎりぎりで厳しいメインマシンのケースにも入るだろうし。
昨日のTMPGEnc MPEG Editor体験版公開に引き続く感じでカノープスのカット編集ツールがバージョンアップした。発売はまだ先だし、おそらく体験版などもないと思うのでおそらく買わないと思う。やはり買う前に使えるかどうかはかなり重要な点だと思うからだ。
機能としてはDVD機能を中心に全般的にバージョンアップしている感じ。ただ製品情報を見る限りではDVDオーサリングツールとしてはイマイチかな？という気がする。AC-3にも対応してないし。カット編集ツールとしては完成度を高めているのは間違いないだろう。現在のMPEG Craftの使い勝手に文句のない方はバージョンアップして間違いないソフトといえる。しかしカット編集だけなら唯一検討対象となるTMPGEnc MPEG Editorが来週発売されるわけだから、それと比較してからも遅くないとは思う。サムネイルの高速スクロールは非常に魅力的だし。