昼食にちょっと辛いものが食べたくて、豚肉と茄子を炒めてみた。味付けはキムチとしょうゆと酒、あとは豆板醤と塩/胡椒だった。炒めるのにごま油を使ったので、結構中華料理っぽくなった。
結果はちょっと辛すぎかなとも思ったが、ご飯には良く合った。
先週末に流れたニュースの中に、デジタル放送のコピーワンスについて運用の見直しを検討するというものがあった。私は地上波の放送の大半をすでに地上デジタルで見ているので、現在のままだとアナログ地上波からの移行は予想以上に進まないだろうということは容易に予想できる。現在の地上アナログで行っている事とおなじことが、デジタルに移行したら行えなくなるからだ。ではどのような運用見直しを行えばよいか考えてみることにする。
現在の地上アナログから移行したユーザーが不満を持たない方法となると、１つ明確なものがある。それは地上アナログと同じことが出来るようにすることで、HDはコピーワンス、SDはコピーフリーにしてしまうことである。SDをコピーフリーにしてしまえば、SDのAV機器(現在の多数のDVD/HDDレコーダーやVHSデッキ、パソコンでのTVキャプチャなど)は、地上アナログと同じ方法で録画でき同じ運用を行うことが出来る。私はHDの解像度を必要としているユーザーはそれほど多くないと考えているため、SDをコピーフリーにするだけで地上デジタルの運用を許容できる人は多いだろう。現在の懸案である映像データの家庭内IP伝送や携帯機器での再生もSDで十分だ。
ただHDを必要としている人は上記の方法では納得しないだろう。HDを必要としているのは基本的にマニア層であり、この層は発言力が強いためなんらかの対策が必要だろう。検討されている「ムーブが完全に行なわれてからオリジナルを消去」という程度で済む問題かどうか微妙だろう。私は今後のことを考えてもHDはそれなりにコピー管理されてしかるべきだと考えている。もちろんコピー管理など無いほうが良いのは事実だが、コンテンツ品質の向上を考えるなら何か用意しておいたほうが良いだろうと思う。
このSDのみをコピーフリーにするという方法が、現在発売されている機器のままで行えるかどうかはわからない。ただこのデジタル放送の運用見直しが、格好だけで意味がないものとならないことを祈るのみだ。