PCでゲームをやらない私としては、ビデオカードは色合いと動画補完機能を重視して選んできた。今回は次期ネット/動画鑑賞PCとして準備中のキューブPCのビデオカードとして、GeForce 8500GT搭載のGIGABYTE GV-NX85T256Hを買ってきた。
このキューブPCはShuttleのSD11G5を使ったPentiumM 2GHz搭載のもので、今までは新OSテスト、開発用に使ってきたもの。ビデオカードは最初はRADEON X1300搭載のものを使っていたが、どうしても欲しいという友人に譲ってからはi915GMオンボードで使ってきた。今回はこのPCにHDDとビデオカードを増設して、Vistaをインストールした。
VistaのWindows エクスペリエンスインデックスは4.0で、この値はCPUのもの。シングルコアなので伸び悩んでいる。グラフィックは4.7、ゲーム用グラフィックは4.9で必要十分といったところか。実際、RADEON X1300を使っていたときにかなりベータ版のVistaを使用したが、このときはグラフィックが足を引っ張っていた。ウィンドウのドラッグも重いくらいだったが、今回は非常に軽い(OSがRTMだということもあるだろうが)。肝心の動画補完機能のPureVideoHDについてはまだ未体験だが、データ移行が終わり次第いろいろと試してみたいところ。WMV HD(VC-1)の1080@24Pはこま落ちなしに再生して欲しい。
あとOSを入れてデータ移行しているときに感じたのは、結構発熱があるということ。ファンレスなので結構大きいヒートシンクがついているが、じっと触っているのは厳しいくらいの発熱はある。キューブPCなのでファンを追加するわけにもいかず、ケース側面の穴をグラフィックカード近く以外塞いで少しでも空気が流れるように対処中。使っていて不安定さはないが、真夏になるとちょっと怖いかも。